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ベトナムからはSOM委員会の委員長代理を務めるブ・ホ大使が出席しました。会議で、参加者らはDOCの価値と重要性を再確認しました。

また、ベトナム東部海域（いわゆる南シナ海）での最近の複雑な推移に懸念を示し、ASEANと中国がDOCの全ての条項を完全かつ厳格に履行する必要があるとし、ベトナム東部海域の平和、安定、安全保障、海上・上空の自由航行の確保、自制、国際法、およびUNCLOS＝1982年国連海洋法条条約に基づく紛争の平和的解決、武力による威嚇、又は武力行使の回避という原則の順守の重要性を強調しました。

さらに、COC＝海上行動規範の交渉における進展が認められ、DOCに関するワーキンググループによるCOC交渉の方向性について討議が行われ、国際法、およびUNCLOSに合致するCOCの達成に取り組み、信頼醸成や海上の事件の管理の効率化を目指す必要があるとしています。

会議で発言に立ったブ・ホ大使はASEANと中国は国際法、およびUNCLOSをベトナム東部海域でのあらゆる活動の指針とする必要があると述べ、「COCの達成に取り組む一方、DOCの完全履行に尽力しなければならない」と強調しました。なお、第21回ASEAN・中国のSOM＝高級実務者会合は第3四半期に中国で行われる予定です。

ソース：VOV