VOV=ベトナムの声の北京支局によりますと、2022年1月1日、中国・南寧市から、中国の貨物列車が出発し、ベトナムの首都ハノイに向かっています。
これはRCEP=地域的な包括的経済連携が発効してから中国の最初の貨物列車となっています。
この列車はX9101号であり、電子製品や、必需品、化学製品など1000万ドル相当の800トンの商品を運んでいます。その所要時間は28時間になるとしています。
RCEPには日本や中国、韓国、ASEANなど15か国が参加していて、このうち日本や中国、シンガポール、オーストラリアなどまずは10か国で1月1日に発効しました。韓国は2月1日に発効することになっています。
今後15か国すべてで発効すれば世界の人口やGDPのおよそ3割を占める巨大な貿易圏が生まれることになります。