22年5月以降、協調減産の基準として各国に割り当てた生産量を合計で日量約160万バレル引き上げることでも一致しました。今年8月以降、毎月同40万バレルずつ減産を縮小することも決めました。
アラブ首長国連邦(UAE)は、協調減産で自国に割り当てられた生産量が低いとしてサウジアラビアと対立していましたが、UAEの基準生産量を約33万バレル増やすことで折り合いました。
OPECプラスは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて急落した原油価格を下支えするため、20年5月から2年間の協調減産の枠組みを設けることで合意しました。今年4月には7月まで段階的に減産規模を縮小することでまとまっていました。(共同)