4月29日から約6週間にわたって開催されたこの会議は、人道に対する罪や、国際法の命令的規則、武装衝突における環境保護などの問題について討議しました。
席上、タオ大使は、各国の独立、主権、領土保全、人権、及び持続可能な開発という原則の尊重を基礎に国際法の規定の策定を提案しました。また、タオ大使は、人道に対する罪の防止と処罰が国際法の命令的規則であることを認める「人道に対する罪の条約草案」を支持すると表明しました。このことは、昨年2018年11月に行われたポルポト元幹部の犯罪を裁くカンボジアの特別法廷の判決で証明されました。
他方、タオ大使は、アメリカ軍がベトナム戦争中に枯葉剤を使用していたことや、ダナン空港、及び、ビエンホア空港でのダイオキシン除染に向けてのベトナム政府とアメリカ政府の努力などについても発表しました。この発表は、ILCのメンバーから認められ、武装衝突における環境保護に関する原則草案に盛り込まれるとしています。
ソース:VOV