HSBCの専門家によりますと、今年のベトナム経済は、製造業、輸出、外国直接投資の回復により、多くの前向きな成果を収めました。年初に困難なスタートを切った後、国内経済は徐々に回復し、ベトナムをASEANの成長スターとしての地位に戻しました。特に、年初11か月間のIIP=工業生産指数の伸び率が前年同期と比べて、8.4%増となったということです。
FDI=外国直接投資分野において、年初11か月間のベトナムへのFDI実行額は216.8億ドルに達し、前年同期と比べて、7%増となりました。これにより、ベトナムが3年連続でFDI実行額が200億ドルを超えるようになりました。ベトナムで事業活動を行っているFDI企業は、ベトナムの生産能力拡大を支援するため、追加投資を公約しています。
HSBCグローバルリサーチは、今年のベトナムのGDP成長率予測を6.5%から7.0%に上方修正し、来年のGDP成長率予測は6.5%を維持するとの予測を出しました。
(VOVWORLD)