アメリカのMetaが運営するソーシャルメディアプラットフォーム「Facebook」と写真共有アプリ「Instagram」で、日本時間6日午前0時ごろから、サービスが一時的に利用できないシステム障害が発生しました。日本、アメリカ、欧州、アジア、アフリカなどのユーザーがオンライン上で障害を報告しており、その影響が世界的に拡大したとみられます。
Metaによりますと、技術的な問題が原因で、約2時間後にサービスが復旧しました。Metaの月間アクティブユーザーは世界で約39億8000万人です。
オンライン障害の監視サイトである「ダウンディテクター」には、SNSアカウントへのログインができないなどの問題が相次いで報告されました。また、Metaの他のサービスである通信アプリ「Messenger」や短文投稿アプリ「Threads」でも、同じ時間帯に障害が発生しました。Twitterでは、「FacebookとInstagramがダウンした」といったトラブルの報告が殺到しました。
Metaの広報担当者は、「技術的な問題により、サービスへのアクセスが困難になりました。問題を解決するため、できる限り速やかに取り組みましたが、生じた不便についてお詫び申し上げます」とコメントしました。
アメリカのメディアによると、今回の障害は、FacebookやInstagramなどが使えなくなった2021年以来の大規模なものだと報じられています。(毎日新聞)