先ごろ、ベトナムの財務省は、EU欧州連合の加盟国である相手国との間で、CbC MCAA国別報告書の交換に関する権限ある当局の多国間合意に署名しました。これにより、EUはベトナムに対し、税務および非税務の対抗措置を実施しないことになります。これらの合意は、OECD経済協力開発機構のグローバル・フォーラム事務局による審査内容に見合ったものです。
財務大臣はまた、EU加盟27カ国を含む相手国との間で国別報告書交換メカニズムをスタートさせるため、OECDが作成した5件の通知書にも署名しました。署名の直後、ベトナムはCbC MCAAの107番目の署名国となっています。ベトナムが今年の初めにCbC MCAAに署名したことは、ロードマップに従ってグローバルミニマム税を実施するための適切な一歩であり、金融透明性の強化と国際経済統合に対するベトナムのコミットメントを明確にするものであるとされています。
(VOVWORLD)