会合で、双方は、商品貿易や、動植物の検疫方策、貿易と持続可能な開発などの分野におけるEVFTAの実施状況を評価しました。
席上、発言に立ったヴァルディス・ドンブロフスキス氏は、「ベトナムが東南アジア諸国連合におけるEUの上位貿易相手国になっていることは、EVFTAの成功の『生きた証』である」と確認しました。
また、ヴァルディス・ドンブロフスキス氏は、EU向けのベトナムの輸出がEUのベトナムへの輸出と比べて約4倍となっていると明らかにした上で、ベトナムに対し、雇用・労働組合、薬品、EUからの輸入自動車の登録検査への注力やEUからの輸入農産物などの承認を通じて、双方の貿易バランスを確保するよう求めました。
一方、ジエン商工大臣は、ベトナムがEVFTAに関わる公約を厳格に実施すると明らかにし、EU側がベトナムとの投資保護協定(IPA)を批准したら、双方の貿易関係はさらに力強く発展するであろうと確信しました。