席上、チャン・トァウン・アイン商工大臣は、「現時点までも、EU=欧州連合とアメリカの関連各機関はベトナム産繊維製品の輸入を制限するいかなる措置もとっていない」と確認しました。
一方、タ・ホアン・リン欧州・米州局長によりますと、欧州とアメリカののいくつかの企業がベトナムから繊維製品の輸入を停止することを受け、商工省はベトナム駐在EU代表団とアメリカ大使館と会合を行い、この問題について話し合いました。
EU代表団は、「部分的な国境封鎖は国民の健康を保護するための措置に過ぎない」と確認したとしています。一方、アメリカがベトナムの繊維製品の輸入を停止するという情報に関し、ハ・キム・ゴックアメリカ大使は次のように明らかにしています。
(テープ)
「これは正しくない情報だと確認します。アメリカ駐在ベトナム大使館はアメリカの関連各機関と会合を行い、この問題について聞きましたが、アメリカ側は、その予定はないと確認しました。現在の困難な状況において、各企業は落ち着いて、冷静な対応をとる必要があります。」
会議で、 アイン商工大臣は企業を支援する措置などについて触れ、次のように語りました。
(テープ)
「工業局は輸出入局などと連携して、各部門、企業への影響を評定したうえで、対応措置や、支援措置、解決策などを提案するよう求めます。また、加工業や、農産物、水産物、製造業の活動を確保し、韓国や、アメリカ、中国、EUへの輸出を促進するための計画を立案する必要があります。」
ソース:VOV