写真撮影：　Le Van

 フォーラムには情報通信省、公安省の代表や国内外の専門家、科学者らが参加しました。

席上、専門家は今後、国際組織犯罪やサイバー犯罪、新興感染症、気候変動、エネルギー、食糧安全保障など多くの非伝統的安全保障の課題が発生し、サイバーセキュリティの確保におけるASEAN加盟国の協力の強化、中でも国際組織犯罪の防止対策に関する国際条約の具体化を求めるとの意見を出しました。ハノイ国家大学のビジネス管理学校の校長兼非伝統的安全保障研究院の副院長であるホアン・ディン・フイ准教授は次のように語りました。

「ASEANの学者と科学者は非伝統的安全保障とその管理に関する政策の研究、コンサルティングで協力を促進するよう希望します。また、テロや国際組織犯罪の防止、経済・金融保障、サイバーセキュリティの確保などに関する総合的な解決策を強化する必要があります」