今回の会議の意義について、ブー・ホー大使は、交通インフラなどが整備されていない離島であるラブハンバジョが開催場所として選ばれたことは、包括的かつ持続可能な経済回復を目指すASEANの決意を示していると述べ、「ASEANの課題:成長の中心地」をテーマとしたことは、ASEANを地域と世界の経済成長の原動力にするようにという希望の現われであるとしています。
また、今回の会議で、ASEAN共同体の3本柱である政治・安全保障、経済、文化・社会において多くの重要な文書が採択される予定であるとし、これらの文書は強靭なASEAN共同体の構築に貢献するであろうとの希望を表明しました。
そして、ブー・ホー大使は、ベトナムはASEANの団結と連携、および世界の大きな変動に臨機応変に対応する能力の向上、そして、世界におけるASEANの役割・発言力・責任の向上を目指す方針であると強調しました。
(VOVWORLD)