会談で、アイン大臣は、ベトナムは、世界のサプライチェーンと東南アジア地域の経済に対する新型コロナの影響への対応策に特別な関心を寄せいていると述べ、ASEAN議長国としてベトナムは、新型コロナ対応に関するASEAN諸国と、中国・日本・韓国の3ヵ国との連携を促進させる方針であると強調しました。アイン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「新型コロナウイルス感染の拡大はASEANの経済と世界のサプライチェーンの弱点を明らかにしました。そのため、ASEAN諸国と相手国は、投資・労働・技術・財政などの面でよりふさわしい政策を展開してサプライチェーンの再構築を促進させなければなりません。」
一方、ASEANのリム・ジョクホイ事務局長は、ベトナム政府が、マスクをはじめとする医療資材と、コメに対する輸出制限を緩和したことを歓迎しました。また、来月中に、ASEAN首脳会議が行われ、感染の終息後の行動計画などについて協議されるであろうとの希望を表明しました。