24日、ベトナム国防省の主宰によりACDFM =ASEANの第17回国防司令官会議がオンライン形式で行われました。
フアン・バン・ザン国防次官 (写真:baoquocte.vn) |
会議で、ASEAN国防司令官の代表は「新型コロナウイルス感染症が複雑に推移していますが、ASEAN議長国2020を務めているベトナムは多くの構想を効果的に展開すると共に、新型コロナの予防対策とASEANの軍事・国防協力に多くの提案を打ち出した」との見解を明らかにしました。
また、会議の代表はベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定、安全保障の維持、航行の自由の確保の重要性を強調すると共に、ASEANは1982年の国連海洋法条約を始め、国際法を基礎に、この海域での紛争を平和的措置で解決するという原則を堅持することで一致しました。
会議で、国防省のフアン・バン・ザン次官は新型コロナ予防対策に対するベトナム人民軍の貢献を明らかにしました。この機に、ベトナムはASEAN国防司令官会議の議長国のポストをブルネイに引き渡しました。