「ナノドラゴン」は「メイドinベトナム」小型衛星開発計画の一環であり、ベトナムで研究、設計、統合されたものです。ベトナム国家宇宙センターのレ・スアン・フイ副センター長は次のように明らかにしました。
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「この衛星には非常に複雑な21の電子部品から構成されていますが、その中の4,5の部品は我々が自ら開発・設計したものです。残りは日本側のパートナーと協力し、開発しました。この衛星は振動しんどう、衝撃しょうげき、熱真空ねつしんくうなどの耐久度たいきゅうどを試す宇宙環境試験を受けるため、日本に送られました。」
ナノドラゴンは、海上の船舶の動きを追跡・監視することを目的としており、船舶の自動識別システムからの信号の受信・送信を行うとしています。