ベトナム紡績縫製グループのレ・ティエン・チュオン取締役会長は次のように明らかにしました。
「2023年のベトナム紡績縫製品の輸出は、第1四半期における世界経済の成長によるところが大きいと思います。現在、需要の減少は、消費者の心理によるものです。ですから、私たちは、経済の急速な回復を望んでいます」
一方、紡績縫製部門の成長の重要な要素は、国産原材料の供給能力であるとされています。現在、紡績縫製部門は、原材料の約5割を賄うことが出来ます。ベトナム紡績縫製協会のブ・ドゥック・ザン会長は次のように語っています。
「国内外の投資家は、不足する原材料の調達に巨額の投資を行ったため、紡績縫製部門の赤字比率は、目標値より低くなるでしょう」
先頃、首相は「2035年を見据えた2030年までの紡績縫製・皮革部門の開発戦略」を採択しました。同戦略には、紡績縫製・皮革部門を主力の輸出分野にする目標が盛り込まれています。これは、紡績縫製部門が、質と競争力の高い製品の生産を推進する原動力であるとされています。
ソース:VOV