5月6日より、2013年憲法の一部条項の改正・補充に関する決議案全文、および関連資料が、政府ポータルサイト、国会ポータルサイト、ベトナム国営放送(VTV)、ベトナムの声放送局(VOV)、ベトナム通信社、並びに各省・中央直轄市の人民委員会ポータルサイトに掲載されています。これは、この重要な法律制定プロセスにおける国民の広範かつ民主的、包括的な参加を確保することを目的としています。決議案に対する国民、各省庁、各レベルからの意見集約は、6月5日に完了する予定です。
ナムディン省在住のグエン・ヴァン・チャウさんは、2013年憲法の一部改正に関する国民からの意見集約にIT情報技術を活用することに賛同し、次のように述べました。
(テープ)
「国民からの意見集約は、多様で柔軟な形式で実施され、ITの応用が強化されています。各級、各省庁が、2013年憲法の一部条項の改正・補充に関する決議案への国民の意見集約のために、情報技術の利用方法のすみやかな指導を強く望んでいます」
一方、国会議員らは、国民からの意見集約活動への情報技術の応用は、透明性と民主主義を高めるだけでなく、関係機関が有権者の意見をただちに集約、受け入れ、説明することを可能にし、2013年憲法改正の進捗において提起された要求に応えるのに役立つと確認しました。
タイビン省選出の国会議員チャン・カーン・トゥ氏は次のように述べました。
(テープ)
「イノベーションと科学技術の発展が推進されている状況において、より多くの国民の意見を聴取し、国民の意見の集約をより完全なものにするために、高度な技術を応用しない理由はありません。国民からの意見聴取に情報技術を活用することは、非常に積極的な解決策の一つです」
(VOVWORLD)