18日午前、ハノイで、APPF=アジア太平洋議員フォーラムの 第26回総会の初の活動である女性議員の会議が開幕しました。会議には第26回総会の議長を務めるベトナムのグェン・テイ・キム・ガン国会議長が参加しました。
開幕演説で、ガン議長は「ジェンダーの平等はベトナムを含め、世界各国が掲げている目標であり、社会の発展を評価する目安となる」と述べた上で、APPFの総会の一環として開催する女性議員会議は女性議員の影響力の向上に寄与し、APPF加盟国の女性議員を連携する場となると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「今回、ベトナム国会は女性議員の会議のテーマを『持続可能な成長と共通の繁栄のためのジェンダーの平等の促進』にしました。この会議は女性議員らが国際公約の履行、各国の法律の体制化における議院の役割を討議するフォーラムを作り出すためのものです。また、女性国会議員会議をAPPFの定期的体制にすることを望んでいます。この会議を通じて、参加者はそれぞれの国だけでなく、アジア太平洋地域におけるジェンダーの平等の促進に有利な条件を作り出すための意見やアイディアを出すことを望んでいます。」
会議で、女性国会議員は各分野における女性の発言力の向上、家庭内暴力防止などに関する提案を出しました。ロシア連邦議会上院議院のカレロナ・ガリナ・ニコラエバ副議長は次のように語りました。
(テープ)
「ロシアでは、毎年9月に「女性・持続可能な発展とグローバルの安全保障」をテーマとしたフォーラムを開催しています。このフォーラムには女性に関連する全ての問題を討議しました。地域内諸国の女性議員をこのフォーラムへの参加を招きました。私たちはAPPFの第26回総会で行われる女性に関する討議に積極的に参加することを公約します」
女性議員の会議の後、同日午後、国会議事堂で、APPFの第26回総会が正式に開幕しました。
ソース:VOV