会談後、両首相はベトナム商工会議所とモンゴル企業連盟による協力合意書の調印式に立ち会ったほか、共同で記者団との会合を行いました。会合で、フック首相は、「モンゴルとの全面的な協力関係をさらに拡大したい」と述べると共に、モンゴルは第11回ASEMアジア欧州首脳会議の開催に成功するであろうとの確信を表明しました。フック首相は次のように語りました。
「私とモンゴル首相の会談は成功しました。まず、モンゴルとベトナムは国際場裏での連携・協調を強化するとともに、モンゴルとASEANとの関係をさらに拡大することで一致しました。また、通商・投資関係、観光、文化、教育などの各分野で協力を拡大すること。そして、鉱物産業と履物産業に特別な関心を寄せること。交流を強化することによって両国の若者に相互理解を深めてもらうのはこれからの課題となります。両国は、貿易活動を一段と拡大する用意があるということです。」
一方、エルデネバト首相は、フック首相による今回のモンゴル訪問は両国関係に新しい1ページを切り開くと述べ、モンゴルは常に、ベトナムとの伝統的な友好関係を重視していると明らかにしました。
同日、フック首相はエルベグドルジ大統領と会見しました。会見で、両首脳は、両国関係をさらに強化する措置について協議したほか、共に関心を寄せている国際問題について意見交換しました。
ソース:VOV