席上で発言に立ったチン首相は過去27年間に渡るベトナムとアメリカ間の国交正常化以来、両国が複数の重要な成果を収めてきたことを強調したほか、ベトナムの社会経済開発の成果やデジタルトランスフォーメーション、イノベーションの急速な発展などについて通知しました。
さらに、チン首相は、ベトナムのデジタルトランスフォーメーションや、エネルギー転換、気候変動対応、新型コロナウイルス感染症対策、経営環境の改善、サイバーセキュリティーなどの問題を巡るアメリカの企業の質問に回答しました。
一方、アメリカが主導するインド太平洋地域の経済枠組みの構想について、チン首相は次のように語りました。
(テープ)
「この構想の柱は、ベトナム、アメリカ、および他の多くの国にとって重要な課題となっています。ですから、ベトナムはアメリカ、およびパートナーとともに、これらの柱の具体的な内容を分析する用意があります。ベトナムは、国民の利益のため、また、地域と世界の平和・安定・発展・繁栄に奉仕する協力活動を支持する方針です」
なお、チン首相はアメリカ側に対し、ベトナムにおける戦争被害の克服を引き続き支援するよう求めました。