IMFは24日に経済見通しを発表するが、チーフエコノミストのギータ・ゴピナート氏は4日に収録され12日に公表されたビデオで、「深い不確実性」があるものの、最新見通しは4月時点のものよりも「悪い可能性が高い」と述べましたた。
「回復の道筋に大きな懸念がある」とし、危機の根深さや労働力再配置の必要性、倒産の発生、支払い不能の問題、消費行動の変化などを挙げ、「これらの要素の多くは大きな傷を残す可能性を示唆している」と語りました。
4月時点のIMFの見通しでは今年の世界経済は3%のマイナス成長と予想され、新型コロナ流行が長引いたり再燃した場合はさらに悪化が見込まれていました。