席上、参加者らは新型コロナウイルスによる感染症予防対策に関する首相の指示の実施状況を評定しました。フック首相は、各省庁、機関、地方、国民の努力を高く評価したうえで、「今後も、予防対策を強化していくよう」要請しました。
ハノイに関し、首相は、「ハノイは感染リスクのある地方に指定されているが、トゥオンティン県とメリン県は感染リスクが高いので、これらの地方は指示16号を徹底的に実施していく必要がある」と指示しました。また、ハノイ市当局に対し、主体的に予防対策を進めていくよう指導しました。
これとは別に、22日午前行われた新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会会議で、同委員会は政府に対し、社会的距離措置の延長等を決めるため、「感染リスクの高いグループ」、「感染リスクのあるグループ」及び「感染リスクの低いグループ」に指定される各地方の名簿を提出することで一致しました。
これによりますと、ハノイが、「感染リスクの高いグループ」に指定され、ホーチミン市、北部バクニン省、北部山岳地帯ハザン省が「感染リスクのあるグループ」に、他の地方が「感染リスクの低いグループ」に指定されます。これを基礎に、それぞれの地方は地元に見合う新型コロナウイルス感染症予防対策を取ります。