24日、韓国・ASEAN特別首脳会議などに出席するため 韓国を訪問中のグエン・スアン・フック首相を含むASEAN諸国の指導者らと韓国の文在寅大統領は、釜山市江西区で開かれた「釜山エコデルタスマートシティ」の着工式に出席しました。
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一方、同日、釜山市で、フック首相は、在釜山・江南ベトナム名誉総領事のパク・スクワン氏と懇談しました。席上、フック首相は、「ベトナムと韓国との関係は、多くの分野において良好に発展している。」と明らかにするとともに、パク名誉総領事に対し、引き続き、経済・貿易・投資分野での両国関係を促進すると同時に、釜山・江南地域を始めとする韓国に在住するベトナム人共同体を支援するよう要請しました。
他方、25日午前、フック首相は、釜山市の呉巨敦市長と懇談しました。席上、フック首相は、釜山がベトナムの各地方との協力を強化したい意向を高く評価するとともに、釜山市の市長、行政当局、及び、市民らに対し、引き続き現地に在住するベトナム人共同体に有利な条件を作り出していただきたいと希望しました。また、経済分野では、フック首相は「貿易と投資などの分野における両国間の協力に向けた潜在力が大きいことから、双方は、2020年までに、貿易取引総額を今年の800億ドルから1000億ドルに増加させる必要がある」と訴えました。
一方、呉巨敦市長は、「釜山市は、ベトナムを含むASEAN諸国との協力を強化し、釜山の得意な分野においてベトナムへの投資を促進したい意向がある。また、釜山市内にある大通りに『ASEAN』と名づけ、ASEAN文化センターを開設する方針である」と明らかにしました。
ソース:VOV