アメリカにとってベトナムはASEANにおける主要なパートナーです。アメリカはベトナムと緊密に協力して、経済の回復力・包括性・競争力を高めるIPEF=インド太平洋経済フレームワークのビジョンを策定しています。このフレームワークを通じて、アメリカは、地域の平和・安定・繁栄・持続可能な開発に貢献したいと考えています。また、アメリカは、2023年のAPEC=アジア太平洋経済協力フォーラムを主催するにあたり、ベトナムの経験から学びたいとの考えを示しました。
さらに、マーク・ナッパー大使は両国の関係についてかつてないほど良好に発展していると強調しました。両国の包括的パートナーシップは政治や安全保障、経済、草の根交流、戦争被害への解決を目指す努力のあらゆる分野において発展しています。また、アメリカは「両国関係を戦略的パートナーシップに格上げしたい」との希望を表明し、「新型コロナ収束後の経済回復においてベトナムと引き続き協力する」ことを再確認しました。