アメリカでは、ニューヨーク州に隣接するニュージャージー州や、中西部のイリノイ州なども住民の外出を制限するなど、影響が広がっています。
ニューヨーク州は、現地時間の22日午後8時(日本時間23日午前9時)から、警察や医療従事者などの一部の仕事を除いて、すべての社員や従業員などの出勤を禁じたほか、住民に外出を控え自宅にとどまるよう求めています。
現地時間の22日午後8時、ニューヨーク・マンハッタン中心部の観光名所、タイムズスクエアでは週末にもかかわらず、人の姿はほとんど見られませんでした。
また、ニューヨーク市のほかの地域では閉店している店舗も多く、このうち高級ブランド店などでは、万一、治安が悪化した場合に備えて、店のショーウインドーをすべて木の板で覆っている店も見られました。
アメリカでは全米で人口の最も多い西部カリフォルニア州が、原則として外出を禁止する命令を出したほか、ニューヨーク州に隣接するニュージャージー州や、中西部イリノイ州などでも住民の外出を制限していて、影響が広がっています。
ニューヨーク州では22日の時点で、感染者の数が前日よりも4812人増え、1万5168人となり、クオモ知事は、今後も感染者が増えるという認識を示すなど危機感を強めています。
ソース:VOV