21日夜、アメリカの首都ワシントンにあるユダヤ系の歴史や文化を学ぶ博物館の前で銃撃事件があり、イスラエル大使館職員の男性1人と女性1人のあわせて2人が死亡し、22日に拘束されていた30代の男の容疑者が殺人などの疑いで訴追されました。
捜査当局によりますと容疑者は事件のあと「パレスチナに自由を」と叫んでいたほか、警察に対し「ガザのためにやった」などと話していたということです。
22日、ボンディ司法長官はFOXニュースに出演し「いまのところ、捜査当局は容疑者単独の犯行だと考えている。容疑者は法律の定める最大限の罪で起訴されるだろう」と述べました。
また、ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で「トランプ大統領は悲しみと怒りを抱いている。反ユダヤ主義という悪は私たちの社会から根絶されなければならない」と述べ、事件の背景に反ユダヤ主義があるとして対策に取り組む考えを強調しました。(NHK)
(VOVWORLD)