3カ国の交渉団が一堂に会するのは2022年2月の全面侵攻開始以降で初めてです。ロシア代表団は軍参謀本部情報総局(GRU)のコスチュコフ局長が率いており、ロシア軍の攻撃でウクライナが深刻なエネルギー危機に陥る中、和平交渉の核心となる領土問題を中心に協議が行われています。
ウクライナ代表団を率いるウメロフ国家安全保障・国防会議書記は、初日の協議で戦争終結に向けたパラメーターのほか、「今後の交渉プロセスの論理」を巡る交渉が行われたと明らかにしました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日目の協議終了後「ロシアが自ら始めたこの戦争を終結させる用意を整えることが最も重要だ」と対話アプリ「テレグラム」に投稿しました。初日の協議で結論を導き出すのは尚早とし、「明日の協議がどのように進み、どのような結果になるのか見極めたい」としました。
ゼレンスキー氏はこの日の協議に先立ち、メッセージアプリ「ワッツアップ」を通した記者団とのやり取りで「ウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を巡る問題が最重要事項になる」とし、協議で領土問題が最優先議題になるとの認識を示していました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は協議開始前、ドンバス地方の割譲は「極めて重要な条件」と改めて指摘しました。ロシア大統領府に近い関係筋はロイターに対し、昨年8月にプーチン大統領がトランプ米大統領と米アラスカ州アンカレジで会談した際に合意したとされる内容に基づき、ロシアがドンバス全域を掌握し、ウクライナ東部と南部のその他の前線を現状のまま凍結するという枠組みを念頭に置いていると明らかにしました。ロシアはこれを「アンカレジ方式」と呼んでいるといいます。(ロイター)
(VOVWORLD)







