アメリカとエジプト駐在のVOV特派員によりますと、世界保健機関(WHO)第79回年次総会(WHA79)が5月18日、スイスのジュネーブで開幕しました。今回の会議には、世界保健機関加盟国の代表団が参加し、世界の保健政策の方向性や、WHOの戦略的優先課題について協議を行います。
会議は、クルーズ船で発生したハンタウイルス感染や、コンゴとウガンダで拡大しているエボラ出血熱への懸念が高まる中で開催されています。

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長、2026年5月18日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開幕した第79回年次総会(WHA79)で発言(写真:Salvatore Di Nolfi/Keystone/AP)
今回の総会は、2025年に開催された前回のWHA78で採択された「気候変動と健康に関するグローバル行動計画」の成果を引き継ぐものです。また、トルコとオーストラリアが共同議長を務める予定の国連気候変動枠組み条約第31回締約国会議(COP31)を見据え、今回の会議は、気候変動と健康問題に関する国際社会の解決策を模索するとともに、WHA78で得られた政治的機運を維持する機会になると期待されています。
さらにWHA79の枠組みの中で、WHOは「気候変動と健康」に関する広報・政策提言・協力のためのグローバル計画を始動させる予定です。
この計画は、WHA77およびその後の総会で採択された関連決議の実施を支援することを目的としています。
[VOVWORLD]





