会議で、トー・ラム党書記長が議長を務め、開会および閉会の際に重要な演説を行いました。

今回の会議で、党中央委員会は第14回党大会に向けた人事方針に関する主要文書の内容について、基本的に合意しました。文書には、第14期党中央委員の構成・人数に関する指針、全国代表大会の代表に関する基準、構成、人数および配分の原則、ならびに2026年～2031年期の政治局・書記局の人事計画補足についての意見も含まれています。

党中央委員会は、「第14回党大会に向けた人事方針」は極めて重要な文書であり、党中央委員会、政治局、書記局、書記長および国の主要指導者の準備と選出に関する全ての業務を左右し、第14回党大会の成功に貢献すると強調しました。人事準備は、統一的かつ科学的、体系的、厳格、民主的、客観的で透明な方法で進められるべきであり、党の規定、民主集中制の原則および法律を順守する必要があります。また、国の利益を最優先にし、基準を満たさない者や不適格な者が第14期党中央委員に選出されることのないよう、断固とした姿勢で臨むべきだとしました。

さらに、党中央委員会は政治報告書、経済・社会報告書、および党建設・党規約施行に関する総括報告書といった3つの報告書を一本化する方針に合意し、第14回全国代表大会に提出される主要文書の草案を基本的に承認しました。

ベトナム共産党中央委員会は、元政治局員、元国家主席であるグエン・スアン・フック氏、元政治局員、元国家主席 ボー・バン・トゥオン氏、元政治局員、元国会議長であるブオン・ディン・フエ氏、元党中央書記、元副首相であるレ・ミン・カイ氏に対し「党内のすべての職務からの解任」という処分を決定しました。

また、元党中央委員、元保健大臣のグエン・ティ・キム・ティエン氏に対しては、「党からの除名」という最も重い処分が下されました。

中央委員会は、地方政府の二層構造モデルの円滑かつ効果的、実効的な運営を確保し、2025年の経済社会発展目標を見事に達成するとともに、第14回党大会に向けて、各レベルの党大会を成功裏に開催するため、全党、全国民、全軍に対し、困難と試練を乗り越えるために力を合わせ、心を一つにして努力するよう呼びかけました。

(VOVWORLD)