この法律は2018年に採択され、2019年7月に発効されました。その中で、「海上警察は海上での法律施行活動において中核的な役割を果たす部隊である」と定めまています。ベトナム海上警察部隊の副司令官を務めるチャン・バン・ナム少将は次のように明らかにしています。
(テープ)
「海上警察法は、国家主権や、領海、裁判権などを平和的措置で保護するというベトナムの党と国家の路線を具体化させるものです。これは、ベトナムの海域と東南アジア海域の平和・安定・発展に貢献します。」
なお、海上警察法を制定する前に、ベトナムは海洋戦略に関する複数の政策を発効させ、その中で、国の独立・主権、領土保全を最高の国益と見做しています。