全体会議で、エネルギー部門の発展を加速させるための政策・体制を早期に完備する必要があるとの意見が相次ぎました。その中で、透明性と競争性を確保するエネルギー市場の構築、化石エネルギーから再生エネルギーへとシフトすることを奨励する政策・体制づくり、省エネの促進、民間企業にエネルギー分野への投資を奨励することなどが集中的に話われました。フォーラムで発言に立ったチン・ディン・ズン副首相は次のように語りました。
(テープ)
「首相は、「2030年までの競争エネルギー市場発展計画と2045年までのビジョン」の早期作成を指導しています。その中で、2020年をめどに、電気の小売り分野では競争市場を試験的に、2023年に完全に展開すること、2026年から2030年まで石炭の競争市場を展開・整備すること、ガス提供の競争市場の展開を加速させることなどです。」
なお、今回のフォーラムでは、全体会議の他、エネルギーのインフラ整備や省エネに関する4つのセミナーも行われました。