28日午後、南部テイニン省で、同省人民委員会とホーチミン市人民委員会は共同で、東南部の観光開発を目指す各地方間の協力を討議する会議を行いました。
会議で、ホーチミン市党委員会のグエン・ティエン・ニャン委員長は東南部のメリットを強調したうえで、各地方の当局に対し、「観光発展事業に有利な条件を作り出すため、インフラ整備作業への民間経済セクターの投資と外国投資の誘致を強化するよう」訴えました。
外国人観光客の受け入れに関し、ニャン氏は次のように語りました。
（テープ）
「新型コロナによるパンデミックが長引く可能性があります。全世界が疫病を抑制できるまで待つことはできません。国内観光と海外観光を進める必要がありますが、安全な国々を相手に選ばなければなりません。」
一方、会議で発言に立ったブ・ドゥク・ダム副首相は、観光開発のための連携強化という東南部地域各省の構想を高く評価するとともに、「この構想は、新型コロナから深刻な被害を受けている観光部門の新しい活力になる」との確信を表明しました。ダム副首相は、「東南部各省がインセンティブ旅行や、国境観光、休養観光などの開発に力を入れるよう」訴えました。
