会議で出された報告によりますと、2012年に始まったこの事業の枠内で、日本語と専門知識の教育を受けるベトナム人看護師・介護福祉士候補者は1670人で、その中の1340人が日本に送り出されました。ベトナム人看護師・介護福祉士は、専門的能力と日本語能力、そして、勤勉さの面で日本の受け入れ機関に高く評価されているとしています。労働傷病軍人社会事業省のグエン・バ・ホアン次官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム政府は、人材の質を高めるため、国内の職業訓練と雇用創出を進めるとともに、外国に労働者を送り出してゆく方針です。その中で、日本は重点的な受け入れ先です。両国のEPAに基づき、ベトナム人看護師・介護福祉士を日本に送り出す事業は効果が高く、両国の労働分野での協力拡大に貢献しています。」
このように語ったホアン次官はまた、日本ではベトナム人看護師・介護福祉士へのニーズが高まっていると明らかにし、これからも質の高い看護師・介護福祉士を日本に送り出す方針であると強調しました。