G20=主要20か国の外相による臨時会合は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、議長国のサウジアラビアの呼びかけで、日本時間の3日夜、テレビ会議形式でおよそ2時間半にわたって行われました。
この中で茂木外務大臣は、落ち込んでいる世界経済の回復に向けて、感染の抑止と並行しながら、国際的な人の移動を再開させていくことが不可欠だと指摘し、感染状況が落ち着いている国や地域からの入国を段階的に認めていく日本の方針を説明しました。
また、各国と協力しながら、ワクチンや治療薬の開発、途上国への支援などに取り組んでいく考えを示しました。
そして会合では、世界経済の回復に向けてG20が国際協調を主導していく重要性を確認し、今後も議論を継続することで一致しました。(NHK)