ローマ・カトリック教会の新しい教皇に選出されたレオ14世は、日本時間の18日夕方から就任を祝うミサに臨みました。
教皇庁によりますと、バチカンのサンピエトロ広場やその周辺では世界各地からおよそ15万人の信者などが集まったということで、レオ14世が専用の車に乗って姿をあらわすと大きな歓声が上がりました。
その後、教皇はサンピエトロ大聖堂の地下にあるイエス・キリストの弟子で初代のローマ教皇となった聖ペトロの墓を訪れました。
そして、教皇の権威の証しとされる「漁夫の指輪」などを身につけました。
教皇庁によりますと、就任を祝うミサには150を超える国や地域、国際機関などから代表が参列していて、ウクライナのゼレンスキー大統領や、アメリカのバンス副大統領のほか、日本からは、自民党の麻生最高顧問が出席しました。
レオ14世は就任以降、ウクライナやガザ地区など各地で続く紛争の平和的な解決を訴えているほか、紛争の当事者による交渉の仲介を行う意思も示していて、今後、各国にどのような働きかけを進めていくのか、注目されます。(NHK)
(VOVWORLD)