終了後、「RCEPはインドに対して引き続き開かれている」との共同声明を発表し、交渉離脱を表明したインドに復帰を呼び掛けた他、年内の交渉決着方針も確認しました。
会合で発言に立ったベトナムのアイン大臣は、新型コロナによるパンデミックは経済社会に大打撃を与えていると指摘しながらも、RCEP交渉の進展を目指す取り組みを高く評価し、次のように語りました。
(テープ)
「世界経済に対するパンデミックの悪影響は、集団的な取り組みがなければ、世界のサプライチェーン確保と新型コロナ後の経済回復が難しい課題であるということを示しています。その意味で、RCEPは非常に重要な役割を果たすでしょう。この協定の締結は私たちの力と忍耐力、及び、法支配によるオープンな多国間貿易への私たちの支持に関するメッセージを世界に送ると思います。」
会合で、閣僚らは、11月に予定されているRCEP首脳会議で協定を締結するために取り組んでゆくことを確認しました。