24日、外務省の定例記者会見がオンライン方式で開催されました。席上、レ・ティ・トゥ・ハン報道官は、中国の偵察機と偵察船がこのほど、ベトナムのチュオンサ群島のチュタップ島で発見されたことに対するベトナムの反応に関する記者団のインタビューに答え、その中で、チュオンサ群島に対するベトナムの領有権を再度確認しました。
報道官は、「ベトナムはチュオンサ群島に対する自国の領有権を証明する法的・歴史的証拠を十分に持っている。ベトナム領海を侵犯するあらゆる行為も不法である。ベトナムはこれらの行為に猛反発する」と強調しました。
また、「ベトナムは関係各側に対し、海上での状況を複雑化させる行為をせず、域内の平和・安定の維持に貢献し、COC=海上行動規範に関する交渉に便宜を図るよう呼びかけている」と明らかにしました。