ベトナム時間の25日、グエン・フ・チョン共産党書記長・国家主席は22日から29日にかけてニューヨークで開催中の第75回国連総会の一般討論にメッセージを送りました。
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また、ベトナムはキューバをはじめ、いくつかの国の経済社会発展にマイナス影響をもたらしている一方的な経済制裁を撤廃するよう呼びかけるとしています。ベトナムは2020年~2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国として緊張情勢と対立の緩和を目指す対話の推進、地域と世界の平和・安全保障問題の解決を目指す適切な措置の模索、多国間主義の推進、国連とASEANなどとの協力の強化に尽力していくとしています。
さらに、ASEAN2020議長国としてベトナムは加盟諸国と力を合わせ、平和、安定、友好、協力の地域として政治、経済面で緊密に連結し、社会的責任を分かち合うASEAN共同体の構築に全力を尽くしていく決意です。
そして地域内外諸国とともにベトナム東部海域の平和、安定、安全保障、海上・上空の自由航行の確保、国際法、中でも1982年国連海洋法条約の遵守、情勢の複雑化につながる一方的な行動の回避、平和的措置による紛争の解決に取り組むと公約しています。
ソース:VOV