日本人の就労ビザ保有者についても、より多くが入国を許可されるようになる見通しです。入国後の完全外出禁止措置は継続し、新たにPCR検査の実施も義務付けます。費用は本人負担としています。
17日午後11時59分以降は、入国・再入国するシンガポール人、永住権(PR)保持者、長期滞在ビザの保有者に対して義務付けている、14日間の完全に外出を禁止する自宅待機措置(SHN)を、自宅などで実施することを認めます。現在は、政府が用意する専用施設でのSHNを義務付けています。
政府施設以外でのSHNは、入国直前に日本、中国、香港、マカオ、韓国、台湾、ベトナム、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドのいずれかの国・地域で、14日間以上連続で滞在していた人を対象としています。条件に当てはまらない人は、引き続き政府が指定する施設でのSHNを求めます。
また全てのSHN対象者に対し、措置終了前にPCR検査を受けることを新たに求めます。長期滞在ビザの保有者が政府施設でSHNを行う場合の滞在費用と、PCR検査の費用は本人の負担としています。(アジア経済ニュース)