この席で発言に立ったチン首相は、「ベトナム仏教は国とともに歴史の浮き沈みを経て、ベトナムの民族の精神的生活の一部になっている。党と国家は、国民の信仰・宗教の有無に関する自由権を尊重・確保する政策を終始一貫して実現し、合法的な宗教活動を保護する」と強調し、次のように語りました。
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「愛国および民族とともに歩むという伝統を持つベトナム仏教教会が今後も引き続き、大衆や国のために奉仕することを修行の目的にしていくよう希望しています。また、各レベルの仏教教会が団結の伝統を活かして、仏教の聖職者と教徒が党と政府の政策や主張をきちんと実施し、愛国競争運動に積極的に参加するよう提案します」
一方、ベトナム仏教教会理事会会長を務めるティク・ティエン・ニョン和上は、「世界の仏教の教徒とともに、ベトナム仏教徒は潅仏会を祝っている。ベトナムでの灌仏会が盛大に行われ、ベトナムにおける信仰・宗教の自由を示す証である」と強調するとともに、「今後も、ベトナム仏教教会理事会は仏教徒に対し、党の路線と国家の法律を遵守し、国の建設防衛事業に貢献していくよう働きかける」と明らかにしました。
ソース:VOV