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ニュース

体の不自由な労働者の使用者の認識向上を図る

30日午前、ハノイで、「体の不自由な労働者の使用者の認識を向上」をテーマとしたセミナーが行われました。

このセミナーは韓国のNGO非政府組織「Angel’s Haven」が展開中の「職業訓練を通じての体の不自由な青年のリハビリ」というプロジェクトの一環です。

セミナーで、身体障がい者の雇用に関するベトナムの法律や政策が紹介され、その中には、職業訓練コースに参加する身体障がい者の交通費の補助や、身体障がい者を雇う企業への奨励策などがあります。しかし、身体障がい者の雇用に関する政策がまだ整備されていないことや、身体障がい者が職業訓練を受けても仕事を見つけにくい現状などが指摘されました。ハノイハローワークセンターの仕事斡旋課のヴ・ドゥク・タン課長は次のように語りました。

(テープ)

「現在、当センターの仕事斡旋は体の不自由な労働者と普通の労働者を問わず行われています。企業に労働者を紹介する時、その企業でどのようなスキルを活かすかどうかを検討するのです。そのため、体の不自由な労働者を雇用している企業に対し、体の不自由な労働者の雇用は人道的だけでなく、その労働者を効果的に使用することができるということを企業共同体に広げてほしいと思います」

セミナーで、企業の代表は、体の不自由な労働者の求人情報を提供する一方、体の不自由な労働者は労働市場に関する情報を受けました。なお、ベトナムの身体障がい者は約630万人で、総人口の7%を占めていますが、経済活動に参加している身体障がい者の割合はわずか31.7%にとどまっているということです。

ソース:VOV


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