それによりますと、今年の上半期に、新型コロナウイルス感染症の影響により、アメリカや日本などの経済大国が深刻な経済衰退に直面しています。しかし、ベトナム経済は、経済成長を維持し、マイナス成長に落ち込まないという状態にあります。上半期のGDP=国内総生産高は2019年同期と比べ1.81%増となりましたが、この増加率は2011年~2020年期に最も低い水準です。
統計総局の代表ズオン・マイン・フン氏は次のように明らかにしました。
(テープ)
「国際組織は、今年の世界経済危機は、80年ぶりの大規模であると評価しました。そこで、ベトナムの経済成長率は、30年ぶりの最低となりましたが、プラス成長を遂げています。これは、マイナス4.9%に落ち込んだ世界全体の成長率と比べ、楽観視されますね。」
世界各国がパンデミックの影響を受けている背景の中で、ベトナムは、経済社会発展の前提を作り出すために、新型コロナの『第2波』が流行しないように、決意を固めています。