席上、発言に立ったベトナムのダン・ディン・クイ国連大使は、グローバルな団結を強化し、新型コロナワクチンを公平でかつ手頃な価格で適宜に配分し、世界的に普及させると同時に、貧困解消や、全ての人々への教育普及、健康ケアを注視する必要があると訴えました。
また、人権保護問題について、クイ大使は、「人権の推進と保護は全ての国の利益であり、建設的・非対立、非政治化、選択的でないアプローチと対話に基づいて推進されるべきだ。内政不干渉の他にも、各国は、国連憲章と国際法に沿って、それぞれの国の領土保全や政治的独立、歴史、社会、文化、及び、発展状況などを尊重する必要がある。市民的・政治的・経済的・社会的・文化的権利、または、発展の権利は平等に扱われなければならない」と強調しました。
そして、クイ大使は、「人権の推進と保護は、ベトナムの最優先課題であり、最後の目標、及び、持続可能な開発の原動力でもある。ベトナムは、人権の保護と推進のために、国連の各組織や、人権理事会の特別報告者、及び独立専門家と対話を行い、協力する用意がある」と改めて強調しました。