フランス・ベトナム友好協会のジャン=ピエール・アルシャンボー理事長(写真:TTXVN) |
ベトナムの2023年から2025年期の国連人権理事会理事国への立候補を機に、ベトナム通信社のインタビューに答え、フランス・ベトナム友好協会のジャン=ピエール・アルシャンボー(Jean-Pierre Archambault)理事長は「人権保護はベトナムのドイモイ事業における重要な成果の一つである。人権保護においてベトナムが達成した成果を否定できない」と強調しました。
アルシャンボー理事長は「ベトナム政府は枯葉剤被害者を始め、貧困者の支援を優先課題の一つと見なしている。また、ベトナムはジェンダー平等、高齢者、女性、子供、身体障がい者など社会的弱者の権利確保への配慮とともに、これらの人々を保護するための国連条約に積極的に参加している」と述べました。
アルシャンボー氏は「WHO=世界保健機関はベトナムの新型コロナウイルス感染症への対応を高く評価している。無料での治療や、新型コロナウイルスワクチンの接種を行い、国民の権利保護に尽力してきた」と述べました。
人権保護分野におけるベトナムの貢献に関して、アルシャンボー氏は「ベトナムは平和への権利、民族独立の権利、生命の権利をきちんと保護している。ベトナムは長い戦争を経てきたことから、これらの権利の価値を十分に把握している。近年、ベトナムは南スーダンにおける国連平和維持活動に積極的に参加し、国際社会によりその貢献が認められている」と強調しました。
ソース:VOV