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ベトナムの海と島週間2022は6月1日から8日にかけて行われ、「海洋経済の持続可能な開発と生物多様性、及び海洋生態系の保存の両立」をテーマにしました。資源環境省が発表した2016年～2020年期の海洋と島環境の現状に関する報告によりますと、ベトナムの海域に生息するおよそ100種類の生物がベトナムのレッドブックと国際自然保護連合が作成した絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト「レッドリスト」に記載されているとしています。

チャン・ホン・ハ資源環境大臣は次のように語りました。

「認識と行動を統一させ、国際法に基づき、党と国家の政策、法律、に従って、海と海洋に対し責任を持って行動する必要があります。これを共同体、産業界、人民の倫理的・文化的基準と見なし、文化的な海洋コミュニティを発展させなければなりません」

集会で中央経済委員会のチャン・トゥアン・アイン委員長は各省庁、地方、特に海に面した28の省と市が海洋経済を新型コロナ収束後の社会経済回復の推進力と見なし、産業界に海洋経済の開発への投資を働きかける必要があるとの見解を示し、次のように語りました。

「海洋経済の持続可能な開発を目指し、総合的かつ統一的な管理メカニズムの完備を進め、グリーン成長モデルの開発や、環境保全に取り組み、海洋経済分野の労働生産性と競争力を向上させなければなりません。また、海に関る区画整理計画を調整、補足し、各部門、地方間の連携を確保する必要があります。2021年～2030年期の海洋空間開発計画と2045年までのビジョンの作成に注力すべきです」

ソース：ＶOV