26日、世界の多くの報道機関はハノイで第36回ASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議のテレビ会議が開幕し、グエン・スアン・フック首相を始め、ASEAN加盟諸国の指導者が参加していることについて記事を伝えました。
アメリカのAP通信は「この会議はASEAN加盟諸国の団結精神を示すものである。ASEANは新型コロナウイルス感染症がもたらす危機に対応するため、緊急基金を設立することを討議した」と伝えました。また、会議で発表されたグエン・スアン・フック首相の言葉を引用し、その中で、新型コロナウイルス感染症はASEAN加盟諸国の政治、経済、社会分野における試練を増やし、世界大国の対立を深化させると報じました。
一方、フランスのAFP通信は「ASEAN加盟諸国が医療物資、医療用防護服の購入を支援するため、医療緊急対応基金を設立する他、緊急医療設備備蓄倉庫の設立を検討した」と伝えました。