ゴリコワ副首相によりますと、シベリアのウイルス学研究機関で開発されたワクチンの初期臨床試験(治験)が9月末までに完了する見通しです。現時点で試験に伴う合併症などの問題は確認されていないといいます。
ロシアは今月、国内で開発されたコロナワクチン「スプートニクV」を2カ月弱の治験後に認可しました。コロナワクチンでは世界初だが、国外では安全性や効果を懸念する声も少なくないです。
ワクチン開発に出資する政府系ファンドRDIFはこの日、スプートニクVの最終段階の臨床試験が始まっており、被験者4万人が参加すると明らかにしました。さらに、同様の試験が他5カ国で実施される計画としました。