先ごろ、ユニセフ国連児童基金ベトナム事務所のラナ・フラワー所長は記者団のインタビューに答えた際、ベトナム政府が今年の「子どものための行動月間」のテーマを「自然災害と疫病の下での子どもの権利保護」にすることは新型コロナ禍における子どもの保護を重要視する姿勢の現われであると述べ、ベトナムの新型コロナ予防対策を評価しました。
フラワー女史によりますと、子ども保護事業では各国の政府とユニセフは子どもへの性的暴力予防対策、インターネット上の子どもの安全確保、新型コロナ禍における子どもの保護といった3つの任務に力を入れる必要があります。この点で、ベトナム政府はユニセフをはじめとする国際組織と緊密に連携し、大きな成果を収めています。ベトナムは、子どもを新型コロナと性的暴力から守るため効果的な措置をとっているとしています。
また、フラワー女史は、新型コロナが複雑に推移している背景の中で、WHO世界保健機関が子ども向けのワクチンを承認すれば、ユニセフはこのワクチンの調達とその分配についてベトナムを支援してゆくと確約しました。