会見でマン議長は、ベトナムは製造業、機械生産、クリーンエネルギー分野におけるベラルーシとの協力の可能性を積極的に活用したいとの意向を示しました。
これに対し、イパタウ副議長は、両国が草の根交流を促進し、教育・文化分野での協力を強化していきたいと述べました。また、すべての分野での協力拡大に向け、ベトナムとベラルーシ間の直行便開設を推進する考えを示しました。さらに、AI人工知能や、テクノロジー、デジタル経済など、ベラルーシが強みを持つ新たな潜在分野においても協力を広げるべきだと提案するとともに、両国がASEAN=東南アジア諸国連合およびユーラシア経済連合との間で市場拡大を進める必要性も強調しました。
議会間関係について、双方は、今後も対面・オンラインによるハイレベルの交流を推進し、議会活動の実効性向上に向けた具体的な協力プログラムを構築していくことで一致しました。さらに、議会間協力や友好議員グループ間の交流も促進する方針で合意し、ベトナム国会とベラルーシ議会は、IPU=列国議会同盟など多国間議会フォーラムにおいても引き続き相互支援を行うことを確認しました。
(VOVWORLD)