マン議長は、ベトナム国会が中国全国人民代表大会と連携して高級代表団の相互訪問、専門委員会間の協力、友好議員グループの活動、多国間議会フォーラムなどを通じて緊密な関係を維持していく方針を表明しました。また、こうした議会間交流が国家統治の効率向上につながり、両国民の声を近づける架け橋となって、ベトナム・中国関係の社会的基盤を強化する役割を果たすと強調しました。
これに対し習近平総書記・国家主席は、党、国会、大衆組織間の交流チャネル強化の重要性に同意しました。両国の立法経験の共有を促進し、両国を結ぶ3本の標準軌鉄道建設など大型協力プロジェクトのための強固な法的枠組みを共同で構築していくべきだと述べました。
習近平総書記・国家主席はさらに、ベトナム国会と中国全国人民代表大会の専門機関による社会主義法治国家建設や「全過程人民民主主義」に関する経験交流の深化にも期待を表明しました。法律分野での専門交流の促進や多国間協力の強化、ベトナム東部海域(南シナ海)での相違点の適切な管理を通じて、友好的な隣国関係を絶えず発展させ、「戦略的意義を持つ中国・ベトナム運命共同体」の内実を豊かにしていこうと提案しました。
(VOVWORLD)