24日午前、ハノイで、ベトナム社会科学アカデミーは在ベトナムオーストラリア大使館と連携して、「ベトナム・オーストラリア外交関係50周年・過去を振り返り未来へ向かう」をテーマとしたセミナーを開催しました。このセミナーは、ベトナムとオーストラリアの外交関係樹立50周年を記念する活動の一つとなっています。
開幕式で発言に立ったベトナム社会科学アカデミーのタ・ミン・トゥアン副会長は次のように語っています。
(テープ)
「過去を振り返りますが、両国関係は連続的に発展されてきました。2009年に、両国は包括的パートナーシップを樹立しました。9年後の2018年に、その関係は戦略的なパートナーシップに格上げされました。それ以来、ベトナムは地域と世界のにおいて重要な役割を果たしています。ベトナムとオーストラリアは、外交、安全保障、経済政策におけるそれぞれの国の重要性を認識するようになっています」
一方、在ベトナムオーストラリア大使館のアンドリュー・ゴレディノウスキー大使は、「両国には多くの類似点、特に、安定、平和、自強と豊かな世界の構築に対する共通の取り組みがある。その理由で、オーストラリアとベトナムの関係は日々強化されている」と確認し、次のように語っています。
(テープ)
「ベトナムとオーストラリアが将来のためにできることはもっとたくさんあると思います。オーストラリアは、ベトナムとの協力を強化していきたい意欲があります。というのは、私たちは『平和、安定、繁栄、独立、主権』という地域を必要としているからです。この地域にはベトナムの役割が不可欠です。ベトナムの成功は地域の成功にとって極めて重要です」
(VOVWORLD)